患者様の情報

80代 女性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板ヘルニア
  • 椎間板変性症
  • 坐骨神経痛

患者様の状態

10年以上前より腰痛と坐骨神経痛の発作を繰り返している状態でした。
また、近くの整形外科では脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアと診断されており、以前にPLDD(経皮的椎間板レーザー減圧術)を施行されたとのことでした。


診察と検査結果

腰のMRI検査です。
腰を真横から見ており、向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションの働きがある、椎間板と言われる組織が存在しております。
また傍には足の神経が通っています。
このMRI検査では複数の椎間板が潰れた状態となっており、足の神経の通り道も狭くなり、神経炎を生じている状態です。


施術内容

DST法

腰椎L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/S1部分の4箇所にDST治療を行いました。
潰れた椎間板を治療し神経の炎症を改善させることで、坐骨神経痛の解除を行います。
患者様は、治療中は眠っていたいとのご希望があり、鎮静剤を使用し寝ていただきました。

患者様が寝ていただいている間に椎間板まで治療用の管を挿入します。

潰れた椎間板の状態を確認しているところです。
黒く映っている部分が椎間板の損傷部位であり、DST(ディスクシール治療)が必要な部位となります。
治療時間は15分程度であり、治療終了後すぐに意識が戻られております。


院長より一言

本日は4件の治療を行いましたが、内3件が鎮静剤を用いております。
鎮静剤の使用により不安と緊張を取り除き、痛みを自覚する事なく治療を行いました。
欠点としては、治療中の様子がわからない事が挙げられますが、治療中はすべて動画での記録を残しており、必ず治療後に説明を行っております。
治療が怖いと思われる患者様において、この様に対応しております。
今年も残り僅かになってきておりますが、気を抜かず治療に専念してまいります。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック 院長 野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,600件(平均75件/月・2018年6月~2022年5月まで)